朝のひとコマ

きんもくせいの香りで秋の訪れを感じるこの頃・・・
涼しく過ごしやすい季節となりました。


最近は、ホントによく眠れます。
暑さから、悪夢にうなされ、夜中に何度も目を覚ましていた夏が
嘘のようです 笑




事務所を石屋川へ開設してから、朝は石屋川へ行くことが多くなりました。
そのため、三ノ宮から阪神電車を利用しています。



毎日、同じ時間の電車に乗るので、ホームの立ち位置も決まっています。
わたしは、進行方向 後ろから、2車両目の真ん中あたりです。



「なぜ、その位置なの?」


「なんとなく・・・最初にそこに並んでしまったから 笑」



大抵の人は、同じ電車で、同じ場所に並ぶと言ったように、
何気なく、反復行動をしていることに気がつきます。
わたしも、しかり。



降りる駅は、特急が止まらないので、普通に乗らなくてはいけません。
いつも、特急を行き過ぎるのを見届けてから、
ホームで電車待ちの先頭に立つというのが、決まりです。



そして、お隣さんに立つ男性・わたしの後ろに立つ女性も
メンバーは決まっています 笑
ほとんど、毎日同じです。



「知らない人達だけど、チームのよう☆」
たまに、数日顔を見掛けないと「仕事、休んでるのかな?」なんて心配になるぐらい。



同じ車両に乗る特典としては、確実に空く座席がわかるということがあります。
だって、車両内に乗っている人達の顔ぶれも、ほとんど同じ顔ぶれだから 笑



今朝の出勤時、いつものように、ホームで並んでいました。


わたしは、ぼ〜っとしながら、携帯電話でマネージャーにメールで連絡事項を
打っていました。


そこへ、電車が到着。


うつむきながら、人の流れにそって、自然に電車へ乗り込もうとすると・・・
後ろから、強烈に腕を掴まれ、ホームに連れ戻されたのです。


「えっ??」


一瞬、何が起こったのか?といった感じでした。


次の瞬間!!



「電車、間違ってますよ」



わたしの腕を掴んだその人は。。。
毎朝、立ち位置が、わたしの隣の男性でした。



そうです。
わたしは、特急電車に乗ろうとしていたんです。



「あっ、ありがとうございます!」



ぼ〜っとしていた気が吹っ飛び、はずかしさで顔が熱くなりました。



今まで一言も、その男性とは話とかしたことなかったけれど、
わたしが感じていたみたいに、チームみたいに
思ってくれていたのかしら??


なんだか、人の繋がりが、温かく感じ、
そして不思議だなぁ〜と思えた朝でした。




「明日から、どんな顔して、並べばいいのかしら??笑」