世界のトップアスリート

先日、テレビを観ていると、日本で現在「KOOZA」絶賛上演中の
エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の特集をしていました。



その中で「どうすればシルク・ドゥ・ソレイユに入れるのか?」ということで
世界のトップレベルのアスリートを振いに掛けるアメリカでのオーディションに潜入している番組でした。



世界から集まったアスリートの身体能力を観て
正直「これ、オーディションなの??」というぐらい
言葉にならないレベルの高さでした。



それでも、合格したのは、ほんの一部のアスリートのみ、
かなりの競争倍率で、合格したからと言って、すぐに出演アーティストになれるわけではなく、アーティスト登録の権利を得るだけで、そこから、シルクの舞台内容によって、選出されるとのこと。



出演アーティストになれるのは、狭き門なのに、
どうして、世界中のアスリートがシルク入りを希望するのかというと
正式には明かされていませんが、シルクに入ると、給与・その他についてもかなりの高待遇。
その上、髪型や衣裳は全て本部で作られており、アーティストの顔型が管理されていて、靴なども手作り一点物でカツラは本物の毛を一本ずつ移植して作られているらしいのです。



その、クオリティの高さも魅力なのでしょう。


以前、わたしの妹が観に行ったとき、



「おねーちゃん、これ、普通のサーカス違うよ!でも、演劇とも違う!
 何やろ〜この感覚?!なんかね、感動して、泣けるんだよね〜。
 絶対に、観ないと損やと思う!!」



って言っているのを聞いていて、すごく気になっていました。



そんな、シルク・ドゥ・ソレイユですが、日本のアスリートも活躍しているのです。



その中で、注目されているのが、青森山田高校の男子新体操部の
出身者を中心とした日本人アーティスト集団。
練習に励んでいるところを紹介されていました。
インタビューでも、恥ずかしそうに、青森弁まじりで話す姿が、とても爽やかな青年達でした。



「KOOZA」の大阪公演が8月4日から決定しました。
わたしも、すごく観に行きたいです!!



日本人も活躍するシルク・ドゥ・ソレイユ、ますます目が離せませんね。




シルク・ドゥ・ソレイユ(太陽のサーカス)とは>


火喰い芸の大道芸人だったギー・ラリベルテが、1984年にカナダで設立したエンターテイメント集団、及びそれを管理する会社の名称である。
世界300都市以上で公演し、観客動員数は1億人以上いる。
元オリンピック選手など1300人のアーティストが在籍し、その中で在籍している日本人は14名。



<KOOZAとは>


“宝箱”を意味するサンスクリット語の“KOZA”からインスパイアされた「KOOZA(クーザ)」は、
自分の居場所を探し求める少年、イノセントの物語。アクロバット的パフォーマンスと巧みなクラウン・アクトという2つのサーカスの伝統を組み合わせた、シルク・ドゥ・ソレイユの原点に戻った作品。


インドやパキスタンから影響を受けた壮麗な舞台セット。人間の美しさを際立たせる独創性に富んだ衣装。
ノスタルジックな曲調からブロードウェイミュージカルを思わせるゴージャスなサウンドまで、物語に緩急をつける魅力的な音楽。その全てがスリルと興奮に満ちた『クーザ』の世界を彩っています。