「雨ニモマケズ」

今日、朝のニュースを見ていて心に浮かんできたのが
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」でした。



雨ニモマケズ


雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち
慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている


一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり そして忘れず


野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい


日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず


そういうものに わたしはなりたい


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この詩には、「悟り」という、
人としてのあるべき姿を現しているように感じます。



震災があってから、自分の人生について
深く考える時間が、多くなりました。
明日はどうなるかもわからない、今だから
どんなことがあったとしても、
明るく乗り越えていきたいと思うようになりました。



最後のフレーズ、
「そういうものに わたしはなりたい」
⇒ わたしもなりたい!!そう、目指すところです。



生ある限り、最後の瞬間までわたしの挑戦は続く・・・