武道の道は険しい

以前、「空手を始めました」とブログで発表したことがありました。
今日は、その後について、お話したいと思います。



週一回、空手の道場へ稽古に通い始めて、半年になります。
始めたころは、季節は夏で、道場の窓も風を通るように、
全開にして、暑いのをガマンしながら、稽古に励んでいました。
基本稽古を少ししただけで、全身、汗だくになっていました。



季節は巡り、今は、自分との戦いです。


早朝稽古に参加するためには、日の出前に起きなくてはいけません。
「今日はもう休みなよ〜」「外は寒いよ」そんな風に、
弱い自分が、さまかも、適当な理由を付け、サボるようにと囁いてきます。
朝、起きるのも一苦労です。



弱い気持ちに打ち勝つのも、武道の道の教えなのだと知るのです。



朝の道場は、冷蔵庫のようで、床もひんやり。
裸足には、冷たさが堪えます。
動いていると、身体も温まってきて、道場の窓も曇ってきます。


稽古自体も、慣れてくるに従って、少し変化を付けて
厳しいものになってきます。
(まだまだ甘い方なのです・・・)
型稽古も、びしっと決めるには、程遠い感じなのです 笑



最初、腕立て伏せや腹筋も、数えるほどしか出来ませんでしたが、
今は少しずつ、出来るようになってきました。
あと、柔軟体操もしているので、少し身体が柔らかくなってきて、
腰痛の症状も軽くなってきたように感じます。



一番の効果と言えば、
「すがすがしい気持ちになれること」です。



大人になるにつれて、身体を動かす機会が少なくなり、
逆に、頭で思考する事ばかりが先行してしまって
常に、倦怠感の状態になっているような気がします。



健康は、心と身体のバランスを取ることが大切です。



心を健康に保つ為にも、わたしの週一回の道場通いを、
ずっと続けたいと思っています。