久々の更新です

随分と、更新がご無沙汰になってしまっていました。。。


「毎日更新する」と決めてしまうと
更新自体が、仕事のようになってしまうので
「あっ、今日はこれが書きたい!」と自然に気持ちの中に
思いが芽生えるまで、待つことにしています。



楽しみにしていただいている方、ごめんなさい!!


今日は、たまたまの出会いの文章ですが、
すごく、共感したものがありましたので、皆様に紹介したいと思います。



「平常心」

平常心、常に平安であること。
そのためには「今、この瞬間(刹那)が最良である」と見つけることだ。


そうなれば常に最良なので、未来は常に過去よりよくなる。
今は今であり、さらに物事はよくなっていく。


禅寺が焼き討ちに遭い、最期の際に見た師の顔は平常であった、と。
炎に包まれながらも平穏であった、と。
たとえは極端だが、平常心とはそういうことだ。


この瞬間が最良である、と見出したとき、
その人は「イキ」になる。
イキは意気であり、転じて粋となった。
粋はもともと「スイ」である。
技術の粋を集める、つきつめる。



イキ、はもともとは囚われない。
常に最良である、というのはどういうことか、考えではなく行動すること。
それに沿った行動を取るとき、そこにイキが生まれる。
掘り下げる粋(スイ)と、囚われない粋(イキ)が同一化していったところに、日本の根源がある。



私たちの心性、感性にはそうした「粋」を感じる力がある。
常に今が最良である、と行動すること。
平常心とは心のあり方ではなく、行動を通じて、今、この瞬間瞬間に生まれ出てくる、湧き上がってくるものだ。




いかがでしたか?