「ともおくんと太陽」 旅立ち編


ある日、ともおくんは、パパと、散歩に出掛けました。
散歩の途中で、マスクをした太陽に出会いました。




ともお:「太陽さんこんにちは!どうして、マスクをしているの?病気なの?」
太陽:「こんにちは!ともおくん。最近、元気が出ないんだよ。このままだと、
    わたしは皆を照らすことが出来なくなるかもしれないよ」
ともお:「ダメだよ。太陽さんが、いなくなれば、皆困っゃう!どうすればいいの?」
パパ:「太陽さんを助けないと」
太陽:「わたしが、元気になる為に、旅に出て5つの宝物を見つけてきてくれるかい?」
ともお:「わかった! ぼくがんばるから。待っててね」
太陽:「まずは、お城を探して、おひめさまのところに行ってごらん」




早速、お城を探して、ともおくんと、パパは、旅に出ることになりました。
そして、やっとのおもいで、お城にたどりつくことが出来ました。
お城の中には、きれいなお姫さまがいました。




姫:「ようこそ!ふたりが来るのを待っていたわ。ここにきてくれてありがとう」
ともお:「お姫さまに、あえてうれしいです」
姫:「ともおくんは、勇気のある、心のやさしい子だから、宝物をすべて見つけて、
   きっと太陽さんを元気にしてあげることができると思うわ」  
ともお:「ぼく、がんばるよ。つぎはどこにいけばいいの?」
姫:「この前の道を進んで行けば、イカリのマークがある町に出ます。
   そこで、赤いポストを見つけてごらん。それと、これは一つめの宝物よ。             
   自分を信じて旅をするのですよ」
  



そういって、ともおくんは、キラキラ光る王冠をもらいました。
それをリュックサックに大切にしまって、
お城を後に、二人は町に向かって、歩きだしました。




続く・・・