ラテン系家族の1日

わたしの家族には、年間の恒例行事がいくつかあります。


家族行事には、全員参加が鉄則となっていて母以外は、仕事をしている為、全員の日程調整から宿泊、食事の手配、プラスα(大抵が温泉に行くことになるのですが)などのプランを考えるのを、わたしが担当しています。


学生時代から、県外の方が神戸に来られた際や、外国からの学生 (ホームスティの受け入れをしていました) が来た際に、アテンドしたりするのが、わたしの役目でして、その役目を、楽しんでいたような思い出があります。
それからというもの、家族行事の企画運営一切を任されるようになりました。


先日、家族行事の一つである「伊勢神宮参拝」を行ってきました。
今回は日帰りプランで、出発は朝6時、移動手段は車、車の運転も、もちろんわたしが担当です。
(家族へのご奉公に徹しているわたしなのです 笑)
通常でしたら、8時30頃には、外宮に到着しているはずでしたが、前日からの寒波の影響で、通り道の鈴鹿峠付近に、雪が残っていたりで、神戸でも寒いといわれている北区に住んでいるわたしが想像していた以上の光景でした。
(朝日の清らかな光に輝く峰は銀世界でとても綺麗でしたが、ハンドルを握っているわたしにとって、景色を楽しむ余裕もありませんでした)
あちらこちらに、前日に放置されたと思われる車が停車しており、それを上手く除けながらの徐行運転・・・

前日まで、「車のタイヤをスタッドレスに変えておいたほうがいいのでは?」と母に言われ続けてていたものの、「大丈夫!」と言い切りっていた父に、車内では家族全員からの無言の圧力が掛り、気まずい微妙な雰囲気が漂っていました。

なんとか、危険地帯を通り抜け、外宮に着いたのが10時前でした。




急いで駐車し、ご祈祷祈願申し込みへ。。。。

この外宮の神楽を感じ、神様に対して、
今までの一年間無事に元気に過ごせたことへの感謝の気持ちとこれから迎える一年間への思いをお伝えすることが、この旅の一番の目的です。
わたしは、この神楽がなんとも言えず好きなのです。
しかも、外宮の神楽はとても、神聖で「さすが日本最高神」と思わせる空気感があります。

もし、このブログを読まれていて一度も、伊勢神宮の神楽を体験したことない方が
いるとしたなら、ぜひこの神秘体験をお勧めしたいと思います。




その後、内宮へ移動・・・


時間的には12時近くなり、内宮駐車場までの渋滞がひどく、駐車するのに1時間待ちでした。
(新しい橋が架けかえられ、さらに格を増したような感じがしました)
内宮の参拝するのに、40分の参拝待ち出来ていて、まるで、人気アトラクション待ち状態のようです。
「これも、不景気の影響で、困った時の神頼み??」なんて思ってみたり。。。笑


やっとの思いで、内宮の神楽ご祈祷&参拝を終えたのが、14時過ぎでした。
今までの中で、一番神宮滞在時間が長かったかも?! 笑




その後はお決まりの「おかげ横丁」へ・・・


その名前の通り、どのお店も活気があり、賑わいを見せていました。
こういう時、わが家族は、すぐに個々の気が赴くままに行動を始めるのです。
個人行動開始です。(あえて集合時間を決めることはないのですが、自然に集合出来たりする、不思議な家族です)

そこで、わたしは、樽酒の試飲をしたいのを、グッと我慢し(運転主ですから)伊勢の地酒と、伊勢の定番「赤福餅」を購入。



おかげ横丁を満喫後、昼食先へ・・・

いつもは、毎年通っている松阪肉専門店(すき焼き&あみやき)があるのですが、この日は昼のラストオーダー時間にも間に合わず、断念。
かなりの空腹状態のまま、車に乗り込み、最後の目的地である「榊原温泉」方面へ・・・

家族全員が松阪肉モードになっていたこともあり、榊原温泉への最寄りのインターを降りた付近で、焼き肉屋を発見、迷わず入店。

すでに、16時をまわっていて、店内の客様は無く、私たち家族で貸切となっていました。
「松阪肉〜♡ 松阪肉〜♡」と盛り上がりながら、メニューを見ると、以外に充実した内容で、家族全員のテンションも最高潮に。。。ご機嫌で思い思いにオーダーしていました。
帰りの際、お店の店長に「どちらから来られた方ですか?すごく素敵な食べっぷりでしたね」とお声を掛けていただけたりで、地元の方との交流や、思いがけないお店との出会いもあり、改めて旅の楽しさを発見しました。


最終目的地に着いたのは18時で、ゆっくりと温泉に浸かり、日頃の疲れを溶かす癒しタイム☆
この「榊原温泉」は、他の温泉界隈のような華やかさもなく、さほど有名ではないと思いますが、昔から伊勢神宮への参拝者が利用していたり、湯治場として、歴史のある温泉なんです。
お湯がトロリ〜ンとしていて、身体の芯から温まるし、お肌もすべすべになります。
元地家一押しの温泉です。(こちらもお勧めです)




温泉を満喫後、一路帰路へ・・・


行きの交通事情を考慮し、少し遠回りになりますが、新名神高速自動車道を通ることにしました。
帰りは順調で、自宅に到着したのは10時すぎでした。



今回は、珍道中となってしまいましたが、「やっぱり家族っていいなぁ〜」って再認識出来る一日でした。 「あ〜っ楽しかった!!」
無事に、家族恒例行事終了です。 ほっ。