美人の条件

「30歳を過ぎたら、自分の顔に責任を持ちなさい」わたしの母親に言われた言葉です。

人の顔には、その人の歩んできた「生きざま」が現れるといいます。



わたしの友人で、どんな時でも、ニコニコ朗らかで、彼女が居てくれるだけで、その場の雰囲気が和んでしまう、不思議な魅力を持った方がいます。

彼女の顔は、目じりに笑いジワがあり、口元がいつも上がっています。
別段、笑っていない時にでも、ニッコリ☆ ほほ笑んでいるように、見えるのです。
そんな彼女の周りには、いつも沢山の人達が集まってきています。



こんなご時世ですから、時には、仕事やプライベートで、イヤな事や、人には言えない悩みもあったりするでしょう。
それでも、そんな表情をいっさい見せないのです。



それは、彼女なりに 「周りの人達に要らない心配を掛けまい・・・」 とする気遣いなのでは?と思うのです。
人としての強さと思いやりを感じます。



良い顔とは、生まれつきの作りの良さではなく
「内面から滲み出てくる優しさを持った表情」 だと、わたしは思っています。



鏡の中の自分を見たとき、
「わたしは、自分の顔に責任を持てているのかな?」
そんなことを自分自身に問い掛けたりしている、今日この頃です。