満たされた時間を過ごしていくために

今日、宝塚にある社会福祉法人の有料老人ホームにお伺いしてきました。
緑豊かな閑静な住宅街の中、目の前には、紅葉した山があり、
鳥のさえずりで、迎えられました。



執行役員のKさんに、施設内をご案内いただいたのですが、
「地域社会との共存と、五つ星の施設を目差し取り組んでいる」とのことで
細かい気配りが感じられ、その上、総合施設ならではの驚くほど、
充実した内容を兼ね備えていました。



施設内には、カルチャーセンター並みの、沢山の趣味のサークルがあり、
プライバシーを尊重しつつ、個々の趣味を満喫されているそうです。



廊下には、利用者の作品が多数展示されており、
わたしがお伺いした時間には、入口のホールで、囲碁クラブの方達が
囲碁を楽しんでおられました。 
(プロを招いたりして、本格的にされているそうです。すごいですね!)



利用者だけでなく、地域からも沢山の方達が来て、交流を持たれ、
通りがかりの方々に対し「こんにちは!」とにこやかに挨拶されている光景を見ました。
利用者がこの施設に対し、愛情を持ち、外部の人達を受け入れようとする
気持ちの表れなのでしょう。



最後にKさんがお話された内容に

「まだまだ、乗り越えなければならない、課題も沢山ありますが、わたしが将来お世話になる時に、このような施設であれば、嬉しく思う。そんな施設にしていきたいのです。」



福祉事業の根本にある「愛」と施設に対する情熱をその言葉から感じました。
本当の意味での「社会貢献」の思いが、この施設にはあるのです。
感動しました!


有意義な時間をありがとうございました!