夜空がわたしに教えてくれること


わたしが好きなことの一つに、
「天体観測」があります。


つい先日は、オリオン座流星群
あったり、
(みなさんは幾つ、流れ星を見ることが出来ましたか?)
秋の夜空は、華やかな星座で飾られていて、わたしが一番好きな季節でもあります。


沢山の星の中でも一番好きなのは
シリウス」という星です。
星座で言うと、おおいぬ座を形成している星で1等星なので、夜空が明るくて
星が見えにくい都会でも、比較的見つけやすいと思います。


ギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」という意味で、
昔の日本人は「七色ぼし」と呼んでいたそうです。



白色に明るく輝いて見えるのですが、空気が澄んだ、町の光が入ってこない山の中で
見るシリウスは、七色に色を変えながら光っています。
(星の瞬やいている音が聞こえてきそうなくらい綺麗ですよ)
位置も若干、移動するらしいです。
地球とはお隣にある、私たちに一番近い星なんです。



娯楽が少なかった太古の時代から、人々は夜空を見上げ、
星に名前を付けたり、星座を作ったりしながら、
いろいろな物語を想像していたのでしょう。



ただ、星を眺めているだけでなく、星の動きから、運河の洪水を予測したり、
気候の変動を感じたり、暦を作ったり、位置が変わらない北極星を方角の目安にして航海をしたり・・・
上手く、生活に取り入れていたのですね。



星を眺めていると、宇宙の大きさを感じるのです。
星の一生からすると、人間の誕生なんて、アッ!と言うぐらい、数秒の出来事なのです。
太陽が出ているからわかりませんが、昼間でも、星たちは輝いているのです。



私たちの生活には、目に見えないけれど、その奥に隠されたことが沢山あります。
それを、感じ取れる感覚を養うことも、大切なのではないか?そう思うのです。



進むべき道に壁があったとして、その出来事が大きく感じて、
立ちすくむ状態だとしても、
「宇宙的に考えてみると、ホンノ小さな出来事なのかも?」
そう、夜空の星たちは、わたしに、教えてくれるのです。